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やけどをしたら冷やしてすぐ受診

料理中の油はね、アイロンや湯たんぽへの接触、熱い飲み物をこぼしてしまった。やけどは日常生活の中で誰にでも起こりうるトラブルです。
「少し赤くなっただけ」「水ぶくれができたけど小さいから大丈夫」と自己判断で放置してしまうと、跡が残ったり、感染を起こしたりすることがあります。特に小さなお子さんは、炊飯器の蒸気やポットのお湯など、大人が想定しにくい場面でやけどをすることもあります。
やけどは初期の対応が大切です。まずは流水でしっかり冷やしたうえで、お早めにご来院ください。東大阪市・河内小阪のかすみ皮膚科クリニックでは、お子さんから大人の方まで、やけどの処置に対応しております。
早めの受診をおすすめするケース
- 水ぶくれができている
- 広い範囲が赤くなりヒリヒリしている
- 皮膚が白っぽくなっている、または黒く焦げている
- 関節や顔など動かす部位にやけどをした
- 小さなお子さんがやけどをした
- 数日たっても痛みや赤みが引かない
やけどの深さによる3つの分類
I度(表皮まで)
皮膚の表面が赤くなり、ヒリヒリとした痛みがあります。日焼けもこの分類に含まれます。多くの場合、数日で自然に治まり、跡が残ることは少ないとされています。ただし、広い範囲に及ぶ場合は痛みが強くなることもあるため、気になる場合は受診をおすすめします。
II度(真皮まで)
水ぶくれができるのが特徴です。浅い場合は適切な処置を行えば比較的きれいに治ることが多いですが、深い場合は跡が残りやすくなります。水ぶくれは皮膚を守る役割を果たしているため、自分で破らないようにしてください。感染を防ぎながら治療を進めることが重要です。
III度(皮下組織まで)
皮膚が白くなったり、黒く焦げたりしている状態です。痛みを感じる神経まで損傷しているため、かえって痛みが少ないことがあります。皮膚の再生が難しく、治療に時間がかかる場合が多いです。広い範囲に及ぶ場合や重症の場合は、速やかに専門医療機関への紹介を行います。
応急処置で気をつけたいこと
やけどをしたら、まず流水で15分から20分ほどしっかり冷やしてください。氷を直接当てると凍傷の原因になるため、流水か、氷水に浸したタオルを使うのが安全です。衣服の上からやけどをした場合は、無理に脱がず、衣服の上から冷やしましょう。
市販の軟膏やアロエなどを自己判断で塗ると、診察時に皮膚の状態が確認しにくくなるため、何も塗らずに受診していただくのが望ましいです。小さなお子さんの場合は冷やしすぎによる体温低下にも気をつけながら対応してください。
気づきにくい低温やけど
湯たんぽやカイロ、ホットカーペットなど、それほど熱くないものでも、長時間皮膚に触れ続けると「低温やけど」を起こすことがあります。低温やけどは表面上の変化が少なく見えても、皮膚の深い部分まで傷ついていることが多く、通常のやけどよりも治りにくい場合があります。赤みや痛みが続く時は、早めに受診してください。
やけどの治療と処置
軟膏処置と被覆
やけどの深さや範囲を確認したうえで、適切な軟膏を塗布し、ガーゼや創傷被覆材で保護します。状態に応じて通院していただき、皮膚の回復具合を見ながら処置の内容を調整していきます。
感染予防と痛みへの対応
水ぶくれが破れた箇所は細菌感染を起こしやすいため、清潔な環境での処置が欠かせません。痛みが強い場合は鎮痛薬の処方で対応いたします。ご自宅での過ごし方や患部の扱い方についても丁寧にお伝えしておりますので、不安な点があれば遠慮なくお尋ねください。
やけど痕が気になる場合
治った後に赤みや色素沈着が残る場合があります。時間の経過とともに薄くなることも多いですが、紫外線を浴びると悪化しやすいため、日焼け止めなどでの遮光が大切です。状態に応じた外用薬の使用など、跡を目立ちにくくするためのご相談も承っております。お子さんのやけどで跡が心配な場合もお気軽にご相談ください。
