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髪が抜けて不安な時は

ある日突然、髪の一部が抜けていることに気づいて驚いた経験はありませんか?円形脱毛症は年齢や性別を問わず発症する病気で、お子さんから大人まで幅広い年代に見られることもあります。
目立つ場所に症状が出ると、外見の変化から気持ちが落ち込んでしまう方も多くいらっしゃいます。「いつ治るのか」「広がらないか」という不安を一人で抱え込まず、まずは皮膚科にご相談ください。
東大阪市・河内小阪のかすみ皮膚科クリニックでは、保険診療の塗り薬や飲み薬に加えて、紫外線療法(エキシマライト)や専門性の高い治療にも対応しています。一般的な治療で改善が難しい場合も、次の選択肢をご案内できる体制を整えています。
髪や頭皮で気づく脱毛の兆候
- 硬貨くらいの丸い脱毛が1箇所以上ある
- 脱毛の境目がはっきりしている
- 朝起きた時枕に抜け毛が多くついている
- 脱毛部分の周囲の毛を軽く引っ張ると簡単に抜ける
- 爪に小さな凹みや横筋が出ている
脱毛は頭皮だけでなく、眉毛やまつ毛、体毛に生じることもあります。また、爪に変化が出るケースもあり、円形脱毛症の手がかりになることがあります。
円形脱毛症は免疫の異常で起こる
円形脱毛症は、本来体を守るはずの免疫が誤って毛根を攻撃してしまうことで起こる「自己免疫疾患」の一つです。毛根が攻撃を受けると毛の成長が止まり、やがて毛が抜け落ちます。
ストレスがきっかけと思われがちですが、実際には免疫の異常が主な原因とされています。疲労や感染症などが引き金になることはあるものの、ストレスだけが原因ではありません。
甲状腺の病気やアトピー性皮膚炎を合併している方に多い傾向があり、必要に応じて血液検査を行い、背景にある疾患がないか確認することもあります。
脱毛の広がり方と進行パターン
円形脱毛症にはいくつかのタイプがあり、それぞれ治療の進め方が異なります。
- 単発型:硬貨大の脱毛が1箇所だけできる。最も多く、自然に回復することもある
- 多発型:脱毛が2箇所以上に広がる
- 蛇行型:生え際に沿って帯状に抜ける
- 全頭型:頭髪全体が抜ける
- 汎発型:眉毛やまつ毛、体毛まで広範囲に抜ける
単発型であっても繰り返す場合や、徐々に範囲が広がっていく場合もあるため、まず現在の状態を正確に把握するところから治療を始めます。
円形脱毛症の治療と当院の対応
ステロイド外用薬
脱毛部分に塗り薬を使い、毛根への免疫の攻撃を抑える治療です。単発型や軽度の多発型に対して行います。副作用が少なく、治療の第一歩として広く用いられています。塗る範囲や回数は脱毛の状態に合わせて調整します。
ステロイド局所注射
外用薬だけでは改善が見込みにくい場合、脱毛部分に直接ステロイドを注射します。外用薬より強い効果が期待でき、範囲が限られた脱毛に対して有効です。注射の間隔や回数は、症状の経過を見ながら判断します。
内服薬
抗アレルギー薬やセファランチンなど、免疫の働きを調整する飲み薬を用います。他の治療と組み合わせて使うことが多く、症状の安定を目指します。効果が出るまでに数か月かかることもあるため、焦らず続けていくことが大切です。
紫外線療法
脱毛部分にエキシマライトで紫外線を照射して、免疫の過剰な反応を落ち着かせる治療です。外用薬や内服薬と組み合わせて行うこともあり、通院しながら継続的に照射を重ねていきます。痛みはほとんどなく、他の治療と並行しやすい点が特徴です。
専門性の高い治療への対応
広範囲にわたる脱毛や、一般的な治療で回復が難しいケースには、JAK阻害薬(飲み薬)などの専門的な治療が選択肢に入ります。当院ではこうした薬剤の処方にも対応しているため、症状の経過を見ながら段階的に治療を進めていくことが可能です。脱毛の範囲や期間、これまでの治療歴を踏まえて、どの段階でどの治療を選ぶかを一緒に考えていきます。
